NEWS H26.02.21


H26.02.21 スポ−ツと、『心身統一体 (心・技・体の“心と体”』の関係について

日本時間の2月20日午前0時〜21日午前0時に行われた「ソチ・オリンピック」のフィギュアスケ−ト女子で、浅田真央選手が2/20のSPと、2/21のフリ−で、『“心身不統一体”と“心身統一体”の差異』を明確に見せてくれました。

2/20のSPでは、本人も「自分の体と気持ちにずれがあり、うまく体がついてこなかった。緊張してここまで動かなくなるなんて・・・・」と、語っていました。
朝日新聞DIGITALでも、『心技体整わず暗転』の見出しで報道していました。
このSPでは、完全に“心身不統一体”でした。

2/21のフリ−では、“持っている本来の力”を100%出し切りました。本当に素晴らしい演技でした。
このフリ−では、完璧な“心身統一体”が出来ていました。
これが「ここ一番で、持てる力を100%発揮する」という“心身統一体”の極意です。
この『“心身不統一体”と“心身統一体”の差異』を念頭に置いて、スポ−ツを観ると「心・技・体」の関係がよく分かります。スポ−ツ観戦の参考にして下さい。

また、SPが始まる数時間前の2/19の朝日新聞夕刊の「結晶」欄に、編集委員の西村欣也記者が「・・・元ヤンキ−スの松井秀喜がプレッシャ−について口癖のように言っていた。『自分にコントロ−ルできることと、できないことをわける。コントロ−ルできないことには関心を持たないことですよ』。他の選手の演技はコントロ−ルできない。だから、優劣や順位を考えるjことに意味はない。自分の演技を楽しむことだけに集中すればいい。さらに“期待”なるものもコントロ−ルすることはできない。だから重圧などとは無縁でいればいい。・・・・」と書かれていました。まさに至言です。

◎今年の1/21発行のベ−スボ−ル・マガジン社の「ジュニア卓球マガジン」(表紙は石川佳純選手)に、『選手・指導者・保護者の三位一体で大躍進』の見出しで、埼玉県の<K&M卓球ジュニアクラブ>が4ペ−ジの特集記事で紹介されていました。
記事の冒頭で、菊地渉道監督は、「心技体の中で、私は“心”が一番大事だと思います。勝つためには技術を教えればいい。けれども小手先だけの技術では何の意味もありません。人間に“心”がなければ、『速く走る人』や『強い人』が常に勝ちますが、人間には“心”があるので、試合で『心身統一』し、『自分の力』を十二分に発揮できた人が勝ちます。このことは、氣の活用コム代表・岡村隆二先生に指導いただきました」と、書かれています。
<K&M卓球ジュニアクラブ>は、『NPO氣の活用コム』のHPで、「H25.07.29」と「H25.06.07」に詳細が掲載されている卓球チ−ムです。HPにありますように、創部3年で埼玉県代表として全国大会に出場し、ベスト8入りを果たしました。
また、エ−スの菊地慎人選手(小学6年生)はヨ−ロッパ・オ−プンにおいて、予選リ−グから決勝ト−ナメントまで、11戦全勝で、決勝では中国選手を破って優勝しました。(詳細はHPをご覧下さい)

◎今年の1/26の「第33回 大阪国際女子マラソン」で、第四位(日本人第2位)に、佛教大学4年生の前田彩里選手が入りました。前田選手はマラソン初挑戦で、従来の日本学生記録を5分更新しました。
前田選手は佛教大学1年生の時に、『スポ−ツにおける“氣の活用法”』の実技指導を受講しました。受講後の感想文に、「監督から走っている時に、『下に!下に!』という言葉をかけてもらっていたんですが、いまいち、どんな感じかわからずにいました。でも今日の研修を受けて、“氣”を下にすることがわかりました。今日の練習から試していきます。」と書かれていました。
これは、心と体の接点である『“臍下の一点”で走る』ということで、結果的に“心身統一体”になります。
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<スポ−ツにおける『心・技・体の“心と体”について』>
私(岡村)が、スポ−ツ選手を対象とした「スポ−ツにおける“氣の活用法”」の実技指導で、最後に必ず伝えてきた「心・技・体」の『技のレベル』『心身統一体(心身一如)のレベル』の関係について、もう一度書きます。
『技が10のレベル』の選手が、本番で上がってしまったり、前夜眠れなかったりして、65%の力しか発揮出来なかったら、10×65%=650です。(浅田真央選手のSPの演技の状態)
『技が7のレベル』の選手が、心身統一体で“持てる力”を100%出し切ったら、7×100%=700で、こちらが勝ちます。(浅田真央選手のフリ−の演技の状態)
これが、ここ一番の本番で、『心身統一体で、持てる力を出し切ること』という<氣の活用法の岡村理論>です。(単なる「気合だ!気合だ!」とは全く異なるものです)(笑い)


人間に“心”がなければ、「速く走る人」や「強い人」が必ず勝ちますが、人間には“心”があるので、試合の本番で「“心と身体”を一つに統一し、真のリラックスをして、『自分の持っている力』を十二分に発揮できた人」が勝ちます。

また、勝敗をあまり強く意識し過ぎて、「勝ちたい・勝ちたい」となると、身体が硬くなり、力が入り、力(りき)んでしまうので、この意識も突き抜けて“無心”になって、“心身一如”の状態で、『自分の持っている力を出し切ること』に専念すればいいのです。最終的には“無心”が一番強いのです。

<追記>
@私(岡村)の長女が
、幼稚部から高等部までお世話になった玉川学園の「記念体育館」には、玉川学園創立者の小原國芳先生が書かれた『天地融合 心身一如』の大きな額が掲げられています。

私がお伝えしていることは、まさにこれです。

A3月4日に、横浜市立あざみ野中学校で、3年生270名に『卒業前 特別時間割』として、「ここ一番の底力〜心と体のビックリ体験」のタイトルで、90分間の講義と実技指導をします。
当日のカリキュラムは、『NPO氣の活用コム』のHPで、トップペ−ジの「H24.07.17 町田市立つくし野小学校 5年生全員に実技指導」をご覧下さい。

上記の内容に関連する写真


玉川学園 創立者 小原國芳先生の額 『天地融合 心身一如』


心身統一合氣道10段 藤平光一師の「天地の氣」
(「NPO氣の活用コム」の道場の掛け軸)


ベ−スボ−ル・マガジン社発行の「ジュニア卓球マガジン」(2014年1/21発行)


埼玉県 卓球ジュニアクラブ (2013年7月21日 さいたま報知)
(K&Mジュニアクラブでは、2013年6/7と7/29に「氣の活用研修」を実施)

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